StoryboardでChild View Controllerにデータを渡す方法(Xcode 8 & Swift 3)

公開日: : 最終更新日:2020/07/09 iOSアプリ開発

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Storyboardで、Child View Controllerにデータを渡す方法を紹介します!

なお、サンプルアプリはXcode 8とSwift 3を使って作っています。

    

通常のセグエと同じように、prepare(for:sender:)を使えばデータを渡すことができます。

例えば、以下のようなビューコントローラー構成があったとします。

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  • StoryboardのContainer Viewを使って、ビューコントローラーにビューコントローラーを埋め込む
  • ピンクのビューコントローラー(Parent View Controller)に、ViewController.swiftを割り当てる
  • 緑のビューコントローラー(Child View Controller)に、SecondViewController.swiftを割り当てる

    

まず、Embed Segueのidentifierに”EmbedSegue”と設定しておきます。

20160918-134737.jpg

    

SecondViewController(Child View Controller側)では、外部から受け取ったデータ(textForLabel)をviewDidLoadでラベルに表示するようにしておきます。

class SecondViewController: UIViewController {

    public var textForLabel: String = ""

    @IBOutlet weak var label: UILabel!

    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()

        label.text = textForLabel
    }
}

    

この時、ViewController(Parent View Controller)側のprepare(for:sender:)に以下のようなコードを書けば、Child View Controller側にデータを渡すことができます。

class ViewController: UIViewController {
    override func prepare(for segue: UIStoryboardSegue, sender: Any?) {
        switch (segue.identifier, segue.destination) {
        case ("EmbedSegue"?, let destination as SecondViewController):
            destination.textForLabel = "Hello world."
        default:
            ()
        }
    }
}

    

@akio0911はこう思った。

通常のセグエと同じやり方でデータを渡せるのは楽でいいですね!

prepareForSegueメソッドの名前がSwift 3だとprepare(for:sender:)に変わっている点は注意が必要ですね!

    

この記事を書いた人
あきお(@akio0911
派手髪iOSエンジニア。Twitterアカウントは@akio0911。YouTubeチャンネル「あきおチャンネル」にてiOSアプリ開発講座を公開中。著書に「iPhoneアプリ開発レシピ」「cocos2d for iPhoneレッスンノート」など。iOSアプリ開発をテーマとしたオンラインサロン「アプリ道場サロン」を運営。東京・大阪にてアプリ開発講座「アプリクリエイター道場」を主催。

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