Swift 2のprintで改行しない方法

公開日: : 最終更新日:2016/02/10 iOSアプリ開発

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Swift 1時代はprintlnで改行あり、printで改行なしでしたが、Swift 2ではprintlnが廃止されてしまいました。

Swift 2時代における改行なしprintの方法を紹介したいと思います。

    

改行あり

まずは改行ありの場合から。printに出力したい文字列を渡すだけです。

print("My name is akio.")

// 実行結果 : "My name is akio.\n"

    

改行なし

改行なしの場合は、terminatorとして空文字(””)を渡します。

print("My name is akio.", terminator: "")

// 実行結果 : "My name is akio."

    

複数の文字列をスペースで区切る

ここからは応用編。文字列を複数渡し、separatorとしてスペース(” “)を渡すことで、渡した文字列がスペース区切りで表示されます。この場合はterminatorを指定していないので改行されます。

print("My", "name", "is", "akio", separator: " ")

// 実行結果 : "My name is akio\n"

    

複数の文字列をスペース区切りで出力し、出力を.で終える

terminatorとしてピリオド(”.”)を渡すことで、出力を.で終えることができます。この場合はterminatorを指定しているので、改行はされません。

print("My", "name", "is", "akio", separator: " ", terminator: ".")

// 実行結果 : "My name is akio."

    

@akio0911はこう思った。

separatorやterminatorを指定できるようになったことで、出力形式を柔軟に指定できるようになりました。慣れるとこっちのほうが便利だなあと思います。

    

↓ 以下はSwift2.1に対応した文法の解説書です。

この記事を書いた人
あきお(@akio0911
派手髪iOSエンジニア。Twitterアカウントは@akio0911。YouTubeチャンネル「あきおチャンネル」にてiOSアプリ開発講座を公開中。著書に「iPhoneアプリ開発レシピ」「cocos2d for iPhoneレッスンノート」など。iOSアプリ開発をテーマとしたオンラインサロン「アプリ道場サロン」を運営。東京・大阪にてアプリ開発講座「アプリクリエイター道場」を主催。

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