Auto LayoutやStoryboardの仕組みをしっかり理解できる!「UIKit徹底解説」
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インプレスジャパン様より献本御礼。UIKit周りを中心に、「Auto Layout」「Storyboard」「画面遷移」「アピアランス」「UITableView」「UICollectionView」「コンテナビューコントローラ」などについて書かれている本です。
UIKitと言えば、以前は以下に挙げる「iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス」という本のお世話になりました。
ただ、「iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス」はもう4年前に出版された本なので、内容が現状のiOS 7にマッチしていない部分もあります。また、こちらの本はリファレンス的な内容となっています。
それに対して「UIKit徹底解説 iOSユーザーインターフェイスの開発」は、読みながら実際に手を動かして学んでいくような内容となっています。以下に目次を引用しておきます。
Chapter 01 UIKit概要
1-1 UIKit の機能と役割
1-2 関連クラスChapter 02 ビュー
2-1 ビューの構造
2-2 カスタムビューの作成
2-3 アニメーションChapter 03 ビューコントローラ
3-1 ビューコントローラの役割
3-2 ライフサイクル
3-3 メモリ管理
3-4 レイアウト
3-5 回転処理
3-6 モーダルビュー表示と標準コンテナビューコントローラChapter 04 イベントハンドリング
4-1 システムビューによるイベントハンドリング
4-2 レスポンダ(UIResponder)
4-3 ジェスチャリコグナイザChapter 05 Storyboard
5-1 起動とインスタンス
5-2 セグエと画面遷移Chapter 06 Auto Layout
6-1 Auto Layoutの仕組み
6-2 制約の種類と設定方法(IB)
6-3 コードから制約を設定
6-4 Auto Layoutの使用例Chapter 07 画面遷移のカスタマイズ
7-1 画面遷移の仕組み
7-2 カスタム画面遷移
7-3 インタラクティブ画面遷移Chapter 08 ビューのアピアランス
8-1 バーのアピアランス
8-2 アピアランスの統一
8-3 画像の利用Chapter 09 テキストのアピアランス
9-1 フォントのカスタマイズ
9-2 属性付きテキスト(NSAttributedString)
9-3 Text Kit によるテキストレイアウトChapter 10 UITableView実践
10-1 テーブルビューの構造
10-2 一覧表示画面の作成(ダイナミックテーブルビュー)
10-3 編集画面の作成(スタティックテーブルビュー)
10-3 セルとヘッダー、フッターのカスタマイズChapter 11 UICollectionView実践
11-1 関連モジュール
11-2 基本のレイアウト(フローレイアウト)
11-3 レイアウトのカスタマイズChapter 12 コンテナビューコントローラ実践
12-1 コードによるコンテナビューコントローラの作成
12-2 複数ビューコントローラの同時表示
12-3 コンテナビューコントローラ内での画面遷移
特に「第10章 UITableView実践」「第11章 UICollectionView実践」「第12章 コンテナビューコントローラ実践」は、実際に動くアプリを作りこんでいくような流れとなっています。具体的でとても分かりやすいです。
また、「Auto Layout」「Storyboard」あたりはアップルが今後更に力を入れていく仕組みだと思われるので、今まで避けていた方は本書を読んでしっかりと理解していくと良いのではないかと思います。
@akio0911はこう思った。
入門書などに載っている「画面部品をドラッグして置いて使う」だけというレベルから脱却して、UIKitの仕組みについてしっかりと理解したい方に強くオススメしたい本です。ぜひチェックしてみて下さいね!
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