【書籍】iPhoneアプリ開発の初心者にオススメの本「詳細! Swift iPhoneアプリ開発 入門ノート」
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Swift 1.1、Xcode 6.1、iOS 8.1に対応している書籍「詳細! Swift iPhoneアプリ開発 入門ノート Swift 1.1+Xcode 6.1+iOS 8.1対応」を紹介します!
ちなみにそれぞれの最新版は2015/07/21現在でSwift 1.2、Xcode 6.4、iOS 8.4ですが、これらに対応している国内の書籍は(Apple Watchアプリ開発の専門書は除いて)現時点だとないと思います。
ですので、Swift 1.2の新機能について紹介している記事を合わせて読むと良いでしょう。
仕様変更【 Swift1.2 / Xcode6.3】まとめ – Qiita
この本の対象読者
この本にはプログラミングにおける基礎知識である「変数とは何か?」「関数(メソッド)とは何か?」などの解説が載っていません。これらについては既に理解しているという前提で書かれているように思われます。
よって、「JavaScriptやPHPなど、他の何らかの言語の使用経験があり、変数や関数などの基本は理解しているが、Swiftを使ったiOSアプリ開発の経験はない」という方が対象の本だと思います。
この本の内容
この本の目次の概要は以下の通りとなっています。
- Part 1 Xcodeをはじめる
- Part 2 基本シンタックス
- Part 3 ストリングとコレクション
- Part 4 オプショナル、関数、クロージャ
- Part 5 クラス、構造体、列挙型
- Part 6 iOSアプリを作る
- Part 7 ビューと画面表示
- Part 8 シーン移動とビューコントローラ
- Part 9 SpriteKitでゲーム作り
第2章から第5章までの約170ページをSwiftの文法に充てています。他のiOSアプリ開発入門本に比べて割合がかなり多いと思います。よって「まずはSwiftの文法をしっかりおさえてからアプリ開発にのぞみたい」というような方には特にオススメです。
第6章から第8章までの約220ページでは、アプリ開発において必要となる「オートレイアウト」「デリゲート」「テーブルビュー」「コレクションビュー」「ビューのアニメーション」「セグエ」「ナビゲーションコントローラ」「タブバー」「アラート」「アクションシート」などについて浅く広く解説されている印象です。
これらの要素についてしっかりと深く理解するためには、更にネット上の記事などの関連情報などを読んでいく必要があるとは思いますが、学習初期において「動かしてみて面白い要素」を幅広く触れていくのは悪くないことだと思います。
第9章では主にゲームアプリ開発などに使われるフレームワーク「SpriteKit」について解説しています。こちらも「SpriteKitエディタ」「アクション」「物理シミュレーション」「インバースキネマティック」「ジョイント」「フィールド」「衝突判定」など、触っていて面白い要素が多数紹介されています。
豊富なサンプルコードをダウンロード可能!
この本に載っているコードリストの内容は、サンプルコードとしてWebからダウンロードできます。その本数なんと332本!紙面のコードリストには対応するファイル名も記載してあるので、本とXcodeを開きながらの学習が捗ると思います。
@akio0911はこう思った。
Swiftの基本文法である「タプル」「条件分岐」「ループ処理」「配列」「辞書」「オプショナル」「関数オブジェクト」「クロージャ」「列挙型(enum)」「構造体(struct)」などについて、多くのページ数を割いて丁寧に解説している本だなと感じました。
「他の言語を使ったことはあって、他のプラットフォーム向け(WindowsとかAndroidとか)の開発は経験があるけど、Swiftを使ったiOSアプリ開発はやったことが無くて・・・」という方にはちょうどよい内容じゃないかなと思います。
この記事の最後に詳細な目次も載せておくので、ぜひチェックしてみてください。
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未経験者向けのiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場 東京塾・大阪塾」
目次
Part 1 Xcodeをはじめる
1-1 Xcodeの準備 8
1-2 Xcodeの使い方
1-3 iOSシミュレータで試す
1-4 Playgroundで試すPart 2 基本シンタックス
2-1 ステートメントとデバッグ関数
2-2 定数と変数
2-3 タプル
2-4 演算子
2-5 条件分岐
2-6 ループ処理Part 3 ストリングとコレクション
3-1 ストリング String
3-2 配列 Array
3-3 辞書 DictionaryPart 4 オプショナル、関数、クロージャ
4-1 オプショナル
4-2 関数
4-3 関数オブジェクト
4-4 クロージャPart 5 クラス、構造体、列挙型
5-1 クラス定義
5-2 クラスの拡張
5-3 列挙型 enum
5-4 構造体 structPart 6 iOSアプリを作る
6-1 画面サイズとオートレイアウト
6-2 プロジェクトのスナップショット
6-3 アシスタントエディタを使う
6-4 標準のUI部品を使う
6-5 デリゲートを使うUI部品Part 7 ビューと画面表示
7-1 ビューの作成と表示
7-2 画像とボタンの作成とConstraints設定
7-3 テーブルビュー UITableView
7-4 コレクションビュー UICollectionView
7-5 ビューのアニメーションと映像効果Part 8 シーン移動とビューコントローラ
8-1 セグエでシーンを移動する
8-2 ナビゲーションコントローラで遷移する
8-3 タブバーでシーンを切り替える
8-4 アラートとアクションシート
8-5 Touch IDで指紋認証を行うPart 9 SpriteKitでゲーム作り
9-1 SpriteKitの基本
9-2 SpriteKitエディタ
9-3 ノードを追加する
9-4 ノードのアクション
9-5 アクションを組み合わせる
9-6 物理ボディの作成と操作
9-7 インバースキネマティック、ジョイント、フィールド
9-8 衝突カテゴリと衝突判定引用元 : 詳細! Swift iPhoneアプリ開発 入門ノート Swift 1.1+Xcode 6.1+iOS 8.1対応


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