【書籍】iPhoneアプリ開発の初心者にオススメの本「詳細! Swift iPhoneアプリ開発 入門ノート」

公開日: : 最終更新日:2015/12/01 iOSアプリ開発

記事内に広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

20150721-164252.jpg

    

Swift 1.1、Xcode 6.1、iOS 8.1に対応している書籍「詳細! Swift iPhoneアプリ開発 入門ノート Swift 1.1+Xcode 6.1+iOS 8.1対応」を紹介します!

ちなみにそれぞれの最新版は2015/07/21現在でSwift 1.2、Xcode 6.4、iOS 8.4ですが、これらに対応している国内の書籍は(Apple Watchアプリ開発の専門書は除いて)現時点だとないと思います。

ですので、Swift 1.2の新機能について紹介している記事を合わせて読むと良いでしょう。

    

仕様変更【 Swift1.2 / Xcode6.3】まとめ – Qiita

    

    

この本の対象読者

この本にはプログラミングにおける基礎知識である「変数とは何か?」「関数(メソッド)とは何か?」などの解説が載っていません。これらについては既に理解しているという前提で書かれているように思われます。

よって、「JavaScriptやPHPなど、他の何らかの言語の使用経験があり、変数や関数などの基本は理解しているが、Swiftを使ったiOSアプリ開発の経験はない」という方が対象の本だと思います。

    

この本の内容

この本の目次の概要は以下の通りとなっています。

  • Part 1 Xcodeをはじめる
  • Part 2 基本シンタックス
  • Part 3 ストリングとコレクション
  • Part 4 オプショナル、関数、クロージャ
  • Part 5 クラス、構造体、列挙型
  • Part 6 iOSアプリを作る
  • Part 7 ビューと画面表示
  • Part 8 シーン移動とビューコントローラ
  • Part 9 SpriteKitでゲーム作り

第2章から第5章までの約170ページをSwiftの文法に充てています。他のiOSアプリ開発入門本に比べて割合がかなり多いと思います。よって「まずはSwiftの文法をしっかりおさえてからアプリ開発にのぞみたい」というような方には特にオススメです。

第6章から第8章までの約220ページでは、アプリ開発において必要となる「オートレイアウト」「デリゲート」「テーブルビュー」「コレクションビュー」「ビューのアニメーション」「セグエ」「ナビゲーションコントローラ」「タブバー」「アラート」「アクションシート」などについて浅く広く解説されている印象です。

これらの要素についてしっかりと深く理解するためには、更にネット上の記事などの関連情報などを読んでいく必要があるとは思いますが、学習初期において「動かしてみて面白い要素」を幅広く触れていくのは悪くないことだと思います。

第9章では主にゲームアプリ開発などに使われるフレームワーク「SpriteKit」について解説しています。こちらも「SpriteKitエディタ」「アクション」「物理シミュレーション」「インバースキネマティック」「ジョイント」「フィールド」「衝突判定」など、触っていて面白い要素が多数紹介されています。

    

豊富なサンプルコードをダウンロード可能!

この本に載っているコードリストの内容は、サンプルコードとしてWebからダウンロードできます。その本数なんと332本!紙面のコードリストには対応するファイル名も記載してあるので、本とXcodeを開きながらの学習が捗ると思います。

    

@akio0911はこう思った。

Swiftの基本文法である「タプル」「条件分岐」「ループ処理」「配列」「辞書」「オプショナル」「関数オブジェクト」「クロージャ」「列挙型(enum)」「構造体(struct)」などについて、多くのページ数を割いて丁寧に解説している本だなと感じました。

「他の言語を使ったことはあって、他のプラットフォーム向け(WindowsとかAndroidとか)の開発は経験があるけど、Swiftを使ったiOSアプリ開発はやったことが無くて・・・」という方にはちょうどよい内容じゃないかなと思います。

この記事の最後に詳細な目次も載せておくので、ぜひチェックしてみてください。

    

アプリ開発講座も開催しています。気になる方はこちらのページをチェックしてみてくださいね! ⇒ 未経験者向けのiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場 東京塾・大阪塾」

未経験者向けのiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場 東京塾・大阪塾」

    

目次

Part 1 Xcodeをはじめる
1-1 Xcodeの準備 8
1-2 Xcodeの使い方
1-3 iOSシミュレータで試す
1-4 Playgroundで試す

Part 2 基本シンタックス
2-1 ステートメントとデバッグ関数
2-2 定数と変数
2-3 タプル
2-4 演算子
2-5 条件分岐
2-6 ループ処理

Part 3 ストリングとコレクション
3-1 ストリング String
3-2 配列 Array
3-3 辞書 Dictionary

Part 4 オプショナル、関数、クロージャ
4-1 オプショナル
4-2 関数
4-3 関数オブジェクト
4-4 クロージャ

Part 5 クラス、構造体、列挙型
5-1 クラス定義
5-2 クラスの拡張
5-3 列挙型 enum
5-4 構造体 struct

Part 6 iOSアプリを作る
6-1 画面サイズとオートレイアウト
6-2 プロジェクトのスナップショット
6-3 アシスタントエディタを使う
6-4 標準のUI部品を使う
6-5 デリゲートを使うUI部品

Part 7 ビューと画面表示
7-1 ビューの作成と表示
7-2 画像とボタンの作成とConstraints設定
7-3 テーブルビュー UITableView
7-4 コレクションビュー UICollectionView
7-5 ビューのアニメーションと映像効果

Part 8 シーン移動とビューコントローラ
8-1 セグエでシーンを移動する
8-2 ナビゲーションコントローラで遷移する
8-3 タブバーでシーンを切り替える
8-4 アラートとアクションシート
8-5 Touch IDで指紋認証を行う

Part 9 SpriteKitでゲーム作り
9-1 SpriteKitの基本
9-2 SpriteKitエディタ
9-3 ノードを追加する
9-4 ノードのアクション
9-5 アクションを組み合わせる
9-6 物理ボディの作成と操作
9-7 インバースキネマティック、ジョイント、フィールド
9-8 衝突カテゴリと衝突判定

引用元 : 詳細! Swift iPhoneアプリ開発 入門ノート Swift 1.1+Xcode 6.1+iOS 8.1対応

この記事を書いた人
あきお(@akio0911
派手髪iOSエンジニア。Twitterアカウントは@akio0911。YouTubeチャンネル「あきおチャンネル」にてiOSアプリ開発講座を公開中。著書に「iPhoneアプリ開発レシピ」「cocos2d for iPhoneレッスンノート」など。iOSアプリ開発をテーマとしたオンラインサロン「アプリ道場サロン」を運営。東京・大阪にてアプリ開発講座「アプリクリエイター道場」を主催。

関連記事

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Twitterで更新情報をゲット!

PAGE TOP ↑