アプリ開発を学び、ベンチャー企業から内定をもらった福尾さんに話を聞いてみた

公開日: : iPhoneアプリ開発講座

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(上の写真に写っているのが福尾さんです)

    

ほぼ未経験からアプリ開発について学び、ベンチャー企業から内定をもらうに至った福尾さんにお話を伺ってみました!

    

Q. まずは自己紹介をお願いします

こんにちは。福尾幸太郎(@haptaro)と申します。

現在は大学4年生で、大学では機械や製図について学んでいます。趣味はスノーボードや音楽で、お酒が好きです!

来年からWeb系ベンチャー企業でiOSエンジニアとして働くことになりそうです。

    

Q. アプリ開発を始めることになった or 始めようと思ったキッカケを教えて下さい

幼いころから「ものづくり」と「コンピュータ」が好きだったので、ずっとアプリを作ってみたいと思っていました。

    

Q. 今までに作ったアプリについて教えて下さい

1本目「シンプル割り勘くん」

シンプル割り勘くん App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料

通常の割り勘に加えて、後輩や女性の支払う金額を指定できるアプリです。

1本目からそれなりに高機能なアプリのリリースを目指し開発をしていたのですが、挫折してしまったので、このアプリはリリースすることに重きをおいて開発いたしました。しかし、普通の割り勘アプリでは面白くないので、自分の経験から問題を解決できるように開発をしたつもりです。

    

2本目「コード進行くん」

コード進行くん App
カテゴリ: ミュージック
価格: 無料

入力したBPMのテンポで、設定した(ギターなどの)コードを順番に表示してくれるアプリです。

このアプリはApple Watch対応で威力を発揮できると思っています。しかし、最近Apple Watch対応とCustomKeyboard対応のアップデートを行ったのですが、Appleからのリジェクトを受けてしまったので、これを期にUI設計の見直しと、Realmを用いたデータベースの導入を現在開発しているので、近々アップデートしたいと考えております。

※まだ両方とも納得いくものではないので徐々にアップデートをしていきます

    

Q. アプリ開発を始めようと思った当初、プログラミング経験はありましたか?

大学が機械系の学科なのでC言語の基礎についての授業があり、独学でHTML・CSS・JavaScriptは少し触っていたものの、ほぼ未経験という感じでした。

    

Q. アプリを作ろうと決意した後、まずは何から実行しましたか?

まずSwiftもしくはObjective-Cの文法の基礎を軽く学んでから、自分の作りたいアプリでおそらく必要であろう知識のみを、サンプルプロジェクトなどを作りながら勉強しました。

というのも、アプリ開発で必要なプログラミングや技術を網羅的に勉強してから作り始めようとしても量が多すぎるので挫折してしまいます。なので必要となる部分のみをピックアップして勉強しました。

    

Q. アプリクリエイター道場を受講して得られたものは何ですか?

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(上の写真は「アプリクリエイター道場 大阪塾」で撮影したものです)

    

「iOSアプリを作れるようになろう」という講座なので、Objective-CもしくはSwiftの文法やアプリ開発に必要なノウハウなどを得られたことは当たり前なのですが、言語やアプリケーションに依存しない、プログラミングをする上での土台となる考え方を学べたのが一番よかったと思います。

始めた頃は早く完成させたい気持ちが先走り、「ここの書き方教えてください」、「ここはどのように作るのですか?」とあまり深く考えずにすぐに質問していたのですが、まずリファレンスやエラーを読んだりすることや、自分なりに考え抜いて具体的に「ここまでは考えたのですがこれ以降がわからない」といったような、分からない部分の洗い出しを自ら行えることが重要だと気付きました。

このように文字にすると当たり前のことなのですが、意外と初心者が身についていない部分であり、そのことを気づくまで言い続けてくださりました。

アプリクリエイター道場

    

Q. プログラミングの勉強を始めた頃に、参考になった技術書やサイトはありますか?

全くの素人から初めてプログラミングをやろうと思ったころは「ドットインストール」というサイトを見ていました。ものの数分でそのプログラミング言語の簡単な概要がわかったりするので初心者のとっかかりにはおすすめです。

iOSアプリを開発しようと思ってからは「Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書」という本を読んだり、わからないことをぐぐったりして勉強していました。

    

    

Q. 勉強の時間はどのように確保していましたか?アプリ開発の時間はどのように確保していますか?

授業がない時間や夜を利用していました。また通学で1時間弱電車に乗るので座れるときは電車の中でもMacBookAirを開き勉強をしていました。

ただ正直勉強という感覚ではなく楽しいからやる。趣味の感覚でした。なのであまり時間を確保しようとして勉強をしたことはないですね。

    

Q. アプリ開発を始めた頃、困ったこと・分からないことがあったらどうしていましたか?

基本的に困った場合はネットにある記事を見たり、「Qiita」や「Stack Overflow」など(最近ではteratailとか)を見て解決していました。

しかし、ネットだけでは限界があると感じ、勉強会やイベントなどに積極的に足を運ぶようにして、そこで知り合ったエンジニアの方に質問をしたりもしていました。

    

Q. 個人で今つくっているアプリ・次に作りたいアプリはありますか?

今やりたいこととしては、まず既にリリースしているアプリのバグ修正とアップデートに力をいれ、それがある程度終わり次第、通信を活用したアプリを作りたいと考えております。

    

Q. 最後に、「これからアプリを作ってみたい!」と思っている方にメッセージをお願いします!

正直、最初のころは自分がアプリを作れるようになるなんて思ってもいませんでした。

しかしまだまだ初心者ではあるものの、なんとかアプリをリリースできるようになりました。

なのでこれからアプリを作ってみたいと思っている人は思っているだけではなく、まず一歩踏み出してみてください。

実際にアプリ開発をしてみると楽しいことばかりではありませんが、なんだかんだでアプリ開発は「楽しい」です!笑

    

@akio0911はこう思った。

福尾さんも最初はプログラミングほぼ未経験の状態でしたが、非常にモチベーションが高く、やめずに学び続けてついにiOSエンジニアへの道を切り開かれました。

アプリ開発にご興味のある方はぜひアプリ道場へどうぞ! ⇒ アプリクリエイター道場

アプリクリエイター道場

この記事を書いた人
あきお(@akio0911
派手髪iOSエンジニア。Twitterアカウントは@akio0911。YouTubeチャンネル「あきおチャンネル」にてiOSアプリ開発講座を公開中。著書に「iPhoneアプリ開発レシピ」「cocos2d for iPhoneレッスンノート」など。iOSアプリ開発をテーマとしたオンラインサロン「アプリ道場サロン」を運営。東京・大阪にてアプリ開発講座「アプリクリエイター道場」を主催。

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