プロトタイピングのツールや手法を学べる「プロトタイピング実践ガイド」
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株式会社インプレスさまより献本御礼。
本書の内容
本書ではプロトタイピングの目的とメリットから始まり、プロトタイピングのプロセス(分析・仮説、プロトタイピング、検証)、ペーパープロトタイピングの道具とメソッド、POPやBriefsなどを使ったツールプロトタイピング、そしてプロトタイピングの実践(カーシェアリングアプリ、家具カタログアプリ、連絡帳アプリ、会議管理アプリ)などが載っています。
「ペーパープロトタイピングって何?」ていう方も楽しんで読めると思います。
テスト被験者がアプリを操作している様子を撮影しておくのは確かに効果がありそう
本書の中でも特に面白いと思ったのが「2-4 検証」。ペーパープロトタイプを使ったユーザーレビュー、動作モックを使ったユーザーレビュー、そしてテストシナリオを作成した上で、テスト被験者がアプリを操作している様子をカメラで撮影して記録するなど、「ここまでやるのか!確かにカメラで撮影しておけば、後でUIの問題点をしっかり洗い出せそうだ」と感じました。
本書の対象者
本書では以下のような方を対象としています。
- 設計担当者
- エンジニア
- UIデザイナー
- 企画担当者
- ディレクター
- プロデューサー
- プロジェクトマネージャー
誰でも手で触れて扱えるペーパープロトタイピングは、開発関係者全員で使ってこそ効果を発揮するメソッドだと思うので、エンジニアやデザイナーだけでなく、企画担当者やディレクターの方にもぜひ本書を読んでもらいたいと思いました。
目次
以下に本書の目次を引用しておきます。
Chapter 01 プロトタイピングの概要
Chapter 02 プロトタイピングのプロセス
Chapter 03 ペーパープロトタイピング
Chapter 04 ツールプロトタイピング
Chapter 05 プロトタイピングの実践
@akio0911はこう思った。
僕はアプリを作る際、以下のようにモレスキンなどに画面レイアウトを描いて検討しているんですが、
実際のiPhoneに比べて縮尺が小さいので、指で触れて使いやすさなどを検証することはできないんですよね・・・。次の新作アプリではペーパープロトタイピングを試してみて、事前に検証をしっかりやってみてもいいかなと思いました!
開発したアプリに関して、ユーザーから「使いづらい!」と言われてしまう方はぜひチェックしてみて下さい。
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