【iPhoneアプリ開発】アプリ道場を受講後、iOSエンジニアに転職した成田さんにインタビューしてみました

公開日: : 最終更新日:2015/12/01 iPhoneアプリ開発講座

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(編注 : 上の写真は、成田さんと一緒にWWDC2013へ行った際に撮影したものです)

初心者向けのiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場 東京塾」を受講後、iOSエンジニアに転職した成田さんにインタビューしてみました!

初心者向けのiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場 東京塾」

    

Q. まずは簡単に自己紹介をお願いします。

    

A. 今年の5月からiOSエンジニアになった、もとき(mo_to_44)と言います。たまにブログを書いています。

うぇあらぶりぃ | なにもかもウェアラブりたい

    

アプリ道場に行った後、アキオさんとWWDC2013に参加したりしているうちにアプリを作りたくてしょうがなくなってしまいました。やらなかったら一生後悔するだろうな〜と思って転職しました。

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(編注 : 上の写真は、成田さん、おまスキャ@ushigyuさんと一緒にWWDC2013へ行った際に撮影したものです)

    

以前はテレビ業界で仕事をしていて、毎日生放送をこなしながらプライベートでアプリ開発をしていたのですが、今は毎日アプリ開発ができて楽しいです。
最近一番嬉しかったことは血圧が正常値になったことです(生放送のプレッシャーで血圧高めでした)。

    

Q. 今までに作ったアプリについて教えて下さい

A. いままでプライベートで3本のアプリを開発しました。
アプリ道場に行っていた時に開発した一番最初のアプリ、自分が生まれてから何日、何時間、何分、何秒かを表示する「生まれてから」、タスク管理の「コツコツ」、そして一番最初に出した「生まれてから」をブラッシュアップさせて新しいプログラミング言語であるSwiftで開発したCobalt、の3本です。

生まれてから App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料

    

コツコツ App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥100

    

Cobalt~人生は30,000日~ App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料

    

Cobaltは「iOSエンジニアになったタイミングでiOS開発のための新しいプログラミング言語が発表されたのだから真っ先に開発しよう!」と思って開発しました。
このアプリ、先日のアップルの新製品発表会でちらっと映っていたのでチャレンジしてみて本当に良かったな〜と思います。

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(先日のアップルの新製品発表会に関する動画のキャプチャ。画面右端に成田さんが開発した「Cobalt」のアプリアイコンが映っています。引用元 : app_store02.png 600×375 ピクセル

    

Q. アプリ開発を始めることになったキッカケを教えて下さい

A. iPhone 3Gが出たときに個人開発者でもアプリを作れるようになったことを知って「やってみたい」と思いました。
「作りたいものがあった」のではなく「何か作りたい」というのが動機です。

    

Q. プログラミング経験はありましたか?

独学でずっと続けていたのでアプリ道場に行くころにはある程度書けるようになっていました。
ただ学生時代は全くやったことがなく、社会人になってからiPhoneアプリ開発に興味を持って初めて勉強しました。

とりあえず「C言語」という言葉だけは知っていたので本を買って勉強したんですが、最初は何が何だかサッパリだし技術系の本の分厚さにやられそうになっていました 笑

    

Q. アプリを作ろうと決意した後、まずは何から実行しましたか?

まずはプログラミングの勉強を始めました。
本当に最初の頃は仕事の合間、食事休憩中に本を読んだり、会社の行き帰りでカフェに寄って1〜2時間勉強、帰りの電車の中でも技術系の本を読んだりしていました。
お風呂の中でも読んでましたし、トイレの中でも、寝る前も、、、、つまりずっと読んでいました 笑

    

Q. アプリ道場を受けることになったキッカケは何ですか?

拡張現実ライフをよく読んでいて、そこで告知していたのを見て受けることにしました。アキオさんのブログがきっかけですね。

拡張現実ライフ

    

Q. アプリ道場を受けて得られたものは?

「仲間」です。
どんなことでもそうだと思いますが、同じことに興味がある人とは話も合いますし一緒にいて楽しいですね。
アプリ道場に行く前はプログラムを書いている人とかアプリに興味がある人が本当にいなかったので、「プログラミングとアプリの話ができる!」ということが本当に嬉しかったですね。

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(編注 : 上の写真は、先日アップルストア銀座にて開催した、アプリ道場発表会で撮影したものです。イベントの詳細はこちら → アップルストア銀座にて「アプリ道場 演武会」を開催。総勢11名が自作アプリの発表を行いました!

アップルストア銀座にて「アプリ道場 演武会」を開催。総勢11名が自作アプリの発表を行いました!

    

僕は第8期でそろそろ古参の域に入っている気がするんですが、別の期の打ち上げ等に参加しても「どういうアプリをつくるんですか?」みたいな話からスッと会話が繋がっていくのでとても馴染みやすいです。
本当に色々な方に会えます。職場と家の往復だけの生活をしていたら交わることがないような職業や年齢の方に会えましたし、アプリ道場に来ていた方が知り合いの知り合いだった、ということも何回もありました。

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(編注 : 上の写真は、アプリ道場 第23期の打ち上げ兼忘年会で撮影したものです。打ち上げや忘年会などのイベントには卒業生も参加可能なので、いつも盛り上がります!)

    

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(編注 : 忘年会などでは、卒業生がAppStoreでリリースしたアプリの名前を冠したカクテルが登場することも!)

    

あと、僕個人に限って言えば「仕事」も得られました 笑

    

Q. プログラミングの勉強を始めた頃に、参考になった技術書やサイトなどがあれば教えて下さい。

一番最初に読んだのは「しろうとクマくんとC言語の授業」でした。この本でプログラミングに対する苦手意識がかなりなくなりました。

    

Objective-Cの勉強は「XcodeによるObjective-C入門」、iOSの勉強は「iPhone SDK アプリケーション開発ガイド」ではじめました。
iPhone SDKって響きがなんか懐かしいですね。

    

Q. アプリエンジニアに転職する前、アプリ開発の時間はどのように確保していましたか?

確実に時間が取れる仕事前に勉強したり開発したりしていました。
前職は時間が不規則だったのですが、午前出社でも午後出社でも1時間前くらい早く家を出てカフェとかでやっていましたね。

家にいるといろいろなことが気になってしまってできないので、集中するために外に出ることにしていました。
これは今でも変わらないです。週一回は会社の近くのカフェに1時間早めに出て開発しています。

    

Q. アプリ開発を始めた頃、困ったこと・分からないことがあったらどうしていましたか?

一番最初のアプリを作った時はアプリ道場に行っていたので、そこで作りたい機能に必要なことを質問していました。あと発表の機会があったので一週間でやったことを報告して「ここをこうしたい」みたいなことを言ってアドバイスをいただきました。

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(編注 : アプリ道場では、宿題で作ってきたアプリに対して、様々なアドバイスを受けられます)

    

アプリ道場が終わってからも分からないことがあったらFacebookグループに投稿して質問してしたりアドバイスをいただいていました。

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(編注 : 受講生だけが利用できるFacebookグループでは、卒業後も質問などを書き込むことができます。受講生&卒業生同士の交流も盛んです)

    

Q. 個人で今つくっているアプリ・次に作りたいアプリはありますか?

いまは10月にリリースしたCobaltのApple Watch対応を進めているところです。また新しい時代が始まりで楽しいですね。

それから同時並行でカメラアプリの開発を進めています。まだデザインを少しずつ進めている程度です。
カメラアプリは年内に出したかったのですが、Apple Watchの開発が可能になったので後回しにしています。

    

Q. 最後に、「これからアプリを作ってみたい!」と思っている方にメッセージをお願いします!

作りたいと思ったらとりあえずやってみましょう!
できます。絶対に。

きっと色々大変で「自分には無理だー」と思う瞬間もあるかもしれません。
実際あります。結構あります。そういう時、一緒にアプリ開発をしている仲間がいるとすごく心強いです。
仲間がいると本当に良いと思います。

でも一番大事なことは「楽しむ」ことだと思います。
アプリ開発って大変です。すごく面倒なことも多いです。
でも作り上げた時の喜びは何にも代えがたいです。
アプリを作っていく過程をぜひ楽しんで開発をしてみてください。

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(編注 : 上の写真は、WWDC2013にて撮影したものです)

    

@akio0911はこう思った。

アプリ道場は成田さんのように「本気でアプリ開発を学びたい方」がたくさん集う場所となっています!「熱量の高い人」と接することができる「熱量の高い場所」に身を置くのも、新しい物事を学ぶ際には有効なことなんじゃないかなと思います。

    

他の受講者へのインタビュー記事はこちらからご覧ください! ⇒ 受講者インタビュー | 卵は世界である

受講者インタビュー | 卵は世界である

    

今回のインタビューでアプリ開発に興味を持たれた方は、ぜひこちらのページでアプリ開発講座についてチェックしてみてください。 ⇒ 未経験者向けのiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場 東京塾・大阪塾」

未経験者向けのiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場 東京塾・大阪塾」

この記事を書いた人
あきお(@akio0911
派手髪iOSエンジニア。Twitterアカウントは@akio0911。YouTubeチャンネル「あきおチャンネル」にてiOSアプリ開発講座を公開中。著書に「iPhoneアプリ開発レシピ」「cocos2d for iPhoneレッスンノート」など。iOSアプリ開発をテーマとしたオンラインサロン「アプリ道場サロン」を運営。東京・大阪にてアプリ開発講座「アプリクリエイター道場」を主催。

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