実践的な内容まで載っている!開発のプロが教える Swift標準ガイドブック
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株式会社マイナビ様より「開発のプロが教える Swift標準ガイドブック」の見本紙を頂きました。早速内容について紹介したいと思います!
文法をしっかりと押さえつつ、ライブラリやObjective-Cとの連携についても触れられている
全体的には、Swiftの文法についてしっかりと書かれている書籍という印象を受けます。基本文法の章ではタプルや区間などについて触れられていますし、クロージャ・プロトコル・エクステンション・ジェネリック・カリー化・パターンマッチングについてもしっかり解説されています。カリー化については図が結構分かりやすくて、初めての方も動作をイメージしやすいんじゃないかと思います。
オプショナル型については独立して章が設けられており、関連する機能がまとまって解説されているのが嬉しいです。Optional Binding・??演算子・Implicitly Unwrapped Optional型・Optional Chainingなどが豊富なサンプルコードとともに解説されています。
標準ライブラリの章では、UIKitが提供するクラスの中で使用頻度の高いもの(UIView、UIViewController、UIAlertController)の使い方が紹介されており、細かいところだとSelectorの書き方が解説されているのもいいですね。Objective-Cから移行する時に「Swiftだとどうやって書くんだろう?」って疑問に思うポイントなんですよね、ここ。
7章では、Objective-Cとの相互利用に関して解説されています。Objective-Cで使用できないSwiftの機能(ジェネリックやタプルなど)についてもリストアップされているので、連携するコードを書く際にはきちんとチェックしておきましょう。
8章では、テストフレームワーク「Quick」、ブリッジによる拡張(例として、mrubyをSwiftから利用する)、Factory MethodやSingletonなどのデザインパターンをSwiftで実現するための書き方についても載っています。
目次
Chapter01 Swiftの概要
1-1 Swiftとは
1-2 開発環境
1-3 PlaygroundとREPLChapter02 基本文法
2-1 基本文法と変数
2-2 数値リテラルと演算子
2-3 制御構文
2-4 文字列操作
2-5 区間・配列・辞書Chapter03 関数とクラス
3-1 関数定義と呼び出し
3-2 クロージャ
3-3 クラス・構造体・列挙体
3-4 プロトコルとエクステンション
3-5 ジェネリック
3-6 カリー化
3-7 switchでのマッチングChapter04 オプショナル型
4-1 Objective-Cにおけるnil
4-2 Optional型
4-3 Implicitly Unwrapped Optional型
4-4 Optional ChainingChapter05 標準ライブラリの利用
5-1 Foundation
5-2 UIKit
5-3 KVCとKVO
5-4 Core DataChapter06 予約語とアトリビュート
6-1 予約語
6-2 アトリビュートChapter07 Objective-Cとの相互利用
7-1 SwiftからObjective-Cのコードを利用
7-2 Objective-CからSwiftのコードを利用
7-3 Swiftへの移行
7-4 Swiftへの移行(実践編)Chapter08 実践と応用
8-1 テスト
8-2 ブリッジによる拡張
8-3 ライブラリ紹介
8-4 デザインパターン引用元 : 開発のプロが教える Swift標準ガイドブック
@akio0911はこう思った。
文法だけでなく、Swiftを本格的に使用する上で知っておきたい or 知っておくと良い周辺知識についても押さえられているのが嬉しいですね。デスクに置いておくと、Swiftによるアプリ開発の心強い味方になってくれると思います!
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