「夢をかなえるゾウ」を読んでみた【感想】
公開日:
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最終更新日:2017/08/24
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こんにちは、@akio0911です。
「夢をかなえるゾウ」は、200万部を突破したベストセラーですね。「成功法則書を読んでも人が成功しないのはなぜか?」この疑問に対する1つの解答を用意しているのがこの本です。読んでみたので感想を書きたいと思います。
ちなみに今回はKindleオーナーライブラリーを使って無料で読んでみました。
「夢をかなえるゾウ」とは?
自己啓発本に類するものなので、とてもお堅い内容なのかと思いきや、実は笑って、泣けて、タメになるエンターテインメント小説だったりします。
2008年に売れまくり、テレビドラマ化、アニメ化、舞台化までされたベストセラーでもあります。
あらすじ
普段から「自分の人生を変えたい」とは思っているけれど、結局何も変えることができず惰性で過ごしているダメダメな普通のサラリーマンが主人公。
そこへある日突然、象の姿をして何故か関西弁で話す「ガネーシャ」という胡散臭い神様が現れます。
ガネーシャによると「ナポレオン、孔子、ニュートン、最近ではビル・ゲイツまで、歴史上の人物は自分が成功に導いた」のだと言います。
ガネーシャは主人公の家に住みつき、「いまからワシが出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する」と言い出します。
しかしその課題は「靴を磨く」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。
果たしてガネーシャの課題をこなしていくことで、主人公は本当に夢をかなえることができるのでしょうか?
読んでみての感想
大雑把に言うと「ストーリー仕立ての自己啓発本」ですね。
内容だけを整理すると、他の自己啓発本にも載っている当たり前のことしか書かれていません。
- 靴を磨こう(仕事道具に感謝しよう、手入れしよう)
- 募金をしよう(お金があったら募金するのに・・・という人はいつまでたっても募金しない)
- 人を気持ちよくさせよう(気持よくさせてくれるモノやサービスに人はお金を払う)
などなど。
しかし本書が他の自己啓発本と違うのは、その伝え方、書き方ですね。
普通の自己啓発本だと、これら当たり前のことを難しく淡々と書いてあったりするので読者に伝わりづらかったりもするんですけど、本書では関西弁で話す象の神様と主人公との絡みを通じて面白おかしく伝えてくれます。そういう意味では理解しやすいんじゃないかと思います。
あと、この本はストーリーの流れをうまく活用しながら「とにかく行動しなさい、実践しなさい」と強く訴えてくるところもポイントかもしれません。
- 本を読むだけ
- 意識が変わっただけ
- 決意しただけ
など、これらを行っただけでは生活は変わりません。この本に書かれている「当たり前のこと」「大したことがなさそうに思えること」を即実行に移して、なおかつ継続して実行していった人だけが、自分の人生を主体的に変えていけるのだと思います。
更にこの本は、内容はもちろんなんですが、読者を引き付ける強い力があるなと感じます。一般的な自己啓発本に載っているようなことはそこそこ網羅されているし、小説仕立てなので続きがとても気になる。そして笑えるポイントも散りばめられているので楽しく読み進めることができます。
- 靴を磨く
- コンビニで募金する
- 会った人を笑わせる
などの課題は、過去に出版された名著である「7つの習慣」「思考は現実化する」などなどのエッセンスを具体的な行動に落とし込んだものです。具体的な行動に落とし込まれているので、自己啓発本を読み慣れていない人でも実践に移しやすいのではないかと思います。
@akio0911はこう思った。
「今年からは自分の人生を変えるぞ!」と思っている方はぜひ読んでみて下さい。もちろん、本に書かれていることを即実践し、それを継続することをお忘れなく!
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