ビジネスにも有効!「まんがで身につく 孫子の兵法」
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以前から気になっていた「孫子の兵法」について学ぶべく、まずは読みやすそうなマンガ形式で書かれた「まんがで身につく 孫子の兵法」を読んでみました。
ちなみに今回は、毎月1冊無料で本が読める「Kindleオーナーライブラリー」を利用しました。
「孫子の兵法」とは?
「孫子」は、古今東西の兵法書(戦争などにおいて兵の用い方を説いた書物)のうち最も有名なものの1つです。以下、Wikipediaからの引用です。
『孫子』(そんし)は、中国春秋時代の思想家孫武の作とされる兵法書。後に武経七書の一つに数えられている。古今東西の兵法書のうち最も著名なものの一つである。
『孫子』の成立以前は、戦争の勝敗は天運に左右されるという考え方が強かった(尉繚子 天官編、李衛公問対 陰陽術数編を参照)。孫武は戦争の記録を分析・研究し、勝敗は運ではなく人為によることを知り、勝利を得るための指針を理論化して、本書で後世に残そうとした。引用元 : 孫子 (書物) – Wikipedia
「孫子の兵法」に書かれていることをビジネスに活用する
経営戦略の理論は、元は軍事戦略を転用したものなので、孫子の兵法は現代にも通じるとされています。
孫子はビジネスマンや経営者にも人気がある、古代中国の思想家。書いているのはもっぱら軍事戦略だが、経営戦略の理論も元は軍事戦略を転用した物なので、孫子の兵法は現代に通じる。ビシネスの経営戦略は軍事戦略が元になっているのだよ。(^_^;)
引用元 : 二千年以上経って、世界で常識になりつつありますね
「まんがで身につく 孫子の兵法」のあらすじ
地元のお米屋さんで営業として働く27歳の米倉舞。自分に自信がないせいで、なんでも「自分のせい」にしては落ち込む日々を送る。
そんなネガティブ思考の舞が、ひょんなことから掃除のおばあちゃんから『孫子』を学ぶことに。窮地に追い込まれた会社が、弱い舞が、変わっていく。
力のない1人のOLが「孫子の兵法」を使い、社内いじめから、ライバルとの顧客争奪戦までビジネスの現場で起こるさまざまな問題を解決していきます。
個人的に気になった孫子の言葉
「孫子の兵法」で個人的に気になった言葉をいくつか挙げてみます。
智者の慮は必ず利害に雑(まじ)う。利に雑うれば、務め信なるべし。害に雑うれば、憂患解くべし。
(訳)智者は必ず物事を利益と害の両面から考慮する。利益になる事でも害の面からも考慮すれば、やろうとしている事を実現することができる。害になる事でも利益の面からも考慮すれば、無用な心配がなくなる。
故に用兵の法は、十なれば則ちこれを囲み、五なれば則ちこれを攻め、
そこで、戦争の原則としては、味方が十倍であれば敵軍を包囲し、五倍であれば敵軍を攻撃し、倍であれば敵軍を分裂させ、等しければ戦い、少なければ退却し、力が及ばなければ隠れる。だから小勢なのに強気ばかりでいるのは、大部隊の捕虜になるだけである。
故に用兵の法は、其の来たらざるを恃むこと無く、吾れの以て待つ有ることを恃むなり。
用兵の原則として、敵が来ないのをあてにせず、いつ来てもいいように備えておく。 敵が攻めてこないのをあてにするのでなく、いつ攻めて来ても迎え撃てるように態勢を整えておく。
「まんがで身につく 孫子の兵法」を読んでみての感想
主人公の女の子が孫子を学んで成長していく姿、そして中小企業が戦略的に再生するドラマがストーリーの中へと引き込んでくれますね。
具体例に対して、どのように孫子の言葉を活用して乗り切っていけばいいのかが分かりやすく書かれています。
「孫子をどのように活かせばいいのか?」という悩みを持っている方、ビジネスマン、孫子の兵法を自社の経営に役立てたいと思っている経営者には最適かもしれません。
本の最後にある孫子の解説も、漫画の中で出てきた具体例を挙げながら、孫子の兵法を分かりやすく解説してくれています。実際にビジネスに応用する際のヒントとなるでしょう。
@akio0911はこう思った。
特に「故に用兵の法は、其の来たらざるを恃むこと無く、吾れの以て待つ有ることを恃むなり。」は何ごとにも通じる言葉だなと思いました。
今回紹介した「まんがで身につく 孫子の兵法」を読んだことで、孫子の兵法に更に興味が出てきました。次はもう少し詳しい本を読んでみようかなと思ってます。
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